ジムに「まゆゆ似」の彼女は来ていなかった。木曜日はずっと来ていたのに…。
辞めてしまったのであろうか。
進展は無いし、私の心は説明のしようがない空虚な気持ちで満たされている。
なので今の私はでくのぼうである。
全く筆が乗らない。
昨日までの熱い脳内葛藤はどこへ行ってしまったのか?
なんなら今日の日記は、普通の会話だけで終わらせようとしている。
煩悩は断ち切らねばならない。誘惑に身を任せてはいけない。
それにしても痛い。いや、説明が必要であろう。今、これを書きながら、シックスパックを使用している。
腹がヒクヒクと痙攣している。激痛と戦いながらこのブログを執筆しているのである。なので意識は散漫である。
一日20分の一ヶ月、贅肉に影響はあるのか、取り去ることができるのか? このブログで皆様にご報告したい。
それにしても先ほどからのこの胸の切なさ、これは失恋の感情なのであろうか? いや、認めたくはない。自然とため息が出る理由は? いや、残業で疲れているだけだ。
「プロテインの粉、台所にこぼしとるど!」
下で嫁さんが叫んでいる。
怒られたり、失恋したり、腹は痙攣したり
文章が纏まるはずもない…。
※
さて、今回は「付鼻」を読み終えた。
今回はなかなかテクニカルな一本である。真相に踏み込んだ話題もあるので、未読の方はご注意を。
印象に残ったのが、子供に聞き込みした時に聞き出した「のっぺらぼうと歩いていたよ」というくだり。
松本泰らしからぬ恐怖譚の味付けである。荒唐無稽な真相ではなく、納得のいく説明を与えてある。タイトルにも効いてくる。
偽装トリックを色々絡めてあるが、申し訳ない、本格に近いテイストで私の筆が乗らない。
1927年(昭和2年)12月「キング」