呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

松本恵子「万年筆の由来」を読む

 BCCAが届いたので早速飲んでみた。酸味があってンマーイ!

Scivation XTEND / サイベーション エクステンド (レモン1260g)

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 1キロである。これを付属のスプーンで適量を水筒に入れ、会社のウォーターサーバーで溶かせば、小遣いからのジュース代が浮く。

 そして疲労回復、低カロリーときた。ダイエット効果にも繋がるだろう。

 今後、これオンリーでいく。缶コーヒー、微糖といえども結構砂糖が入っていそうだ。そんなものをいつまでも飲んでいては、痩せるはずがない。

 百均でパウダーを入れる容器を買ってきた。そして水筒が空になればパウダーを足してウォーターサーバーで補給。

 これで小遣いも浮く。缶コーヒー100×20日の浮いてくる二千円! これで本が買える!

 この前買ったEMSパッドを毎日寝る前に使用しているおかげで、ウエストが数センチ改善できた。

 今後は飲み物を見直して、更に腹回りを改善する。

 今日はジムで帰り際「まゆゆ似」の彼女と帰りが一緒になった。ジムエリア内でずっと探していたのに見当たらなかったのに?

 きっと彼女は筋トレエリアではなくプールエリアにいたのだろう。

 向こうは私に気付いていない。3メートル後ろくらいを私が出口に向かって歩く。

 追いかけて「こんばんは」くらい言ってみようか。しかし土壇場でその勇気がない。

 彼女は後方で私が思い悩んでいることも知らず自動ドアから出て駐車場の方へ足早に歩いて行った。

 動悸が上がる。私は車の陰に隠れた。心臓の音が耳元で聞こえる。身をかがめ、彼女の行く先を盗み見る。

 白くて可愛い軽四に乗り込んだ。エルグランドとかじゃなくてホッとする。

「ミラ、か」

 車は駐車場から出て行った。人の車の陰で、私はドキドキしたまま中学生のように立ち尽くしていた。

「何をやっているのか…」

 空には満天の星空。

 ※

 さて、今回は「万年筆の由来」を読み終えた。

 この作品もトリック小説、ではない。が、読んでいて心地が良い。本当に達者な人だ。

 暇な男の唯一の楽しみ。それはタバコ屋のマドンナに会いに行くことだ。男の悶々とした恋い焦がれる様子が面白い。

 タイトルも、ちゃんとストーリーに帰結する。

 別段、驚天動地のトリックが出てこなくとも、松本恵子に関しては「粋な話」を読む楽しみだけで満足している。

 この段階では松本恵子、夫の松本泰と比べ、文才に関しては「かかあ天下」のようである。

 

1925年(大正14年)11月「探偵文藝」

松本恵子探偵小説選 (論創ミステリ叢書)

松本恵子探偵小説選 (論創ミステリ叢書)