呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

ブックオフにて

 ジムでジョギングを始めたのだが、そのBGMに吉川晃司が激ハマリしているのだ。

 それも初期の楽曲。「モニカ」とか「ユーガッタチャンス」とか。ジョギングのリズムにピッタリ合って気持ちが良いのだ。

 iPhoneでワイヤレスヘッドフォン経由、アマゾンプライムミュージックの特典で吉川晃司のベストが聴けるのだが

「配信もいいけどCDのいい音で聴きたいな」

 と、本以外の用事でブックオフに寄ってみた。一枚くらいあれば買ってもいいかな、と棚を見たところ、初期アルバムのリマスター版が出ているではないか! きっとファンが一気に手放したんだろう。

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 初期アルバムほとんどあるやんっ!

 お会計、七千円強(笑)

 ハハハハハ。おぬし、もしや月末のことを何も考えておらぬであろう。知らぬぞ、拙者はどうなっても知らぬぞ。あっしには関わりのねぇことでござんす(※木枯らし紋次郎は傑作なのでみんな読もう!)

  いやぁ、参った参った。まぁこれも出会いだから仕方がない。

 当時版ではなく再販のリマスター音源だし、定価から考えたら幾分安いので、出会ったのは運命だと諦めよう。

パラシュートが落ちた夏

パラシュートが落ちた夏

 

  ファーストアルバムは佐野元春の「アイムインブルー」をカバーしている。これがなかなか味のあるカバーで、元の佐野元春のバージョンもいつ聴いても色褪せないエバーグリーンな楽曲なのだが、吉川も佐野へのリスペクトが感じられる好カバーだ。

LA VIE EN ROSE

LA VIE EN ROSE

 

  このアルバムは「シーズゴーン」という楽曲がお気に入りで未だに聴いている。大昔のレンタルでリッピングしたので音量レベルも低かったが、このリマスターでまたヘビロテである。

INNOCENT SKY

INNOCENT SKY

 

 このアルバムは冒頭のナンバー「ハローダークネス」が最高。ニューヨーク時代の佐野元春のビブラート唱法を取り入れている。

MODERN TIME

MODERN TIME

 

 このアルバムはヒット曲てんこ盛り。白眉はベース王後藤次利アレンジの(この人のベースのアプローチ大好き)「サイケデリックHIP」だ。チョッパーベースがうなりまくる。ドラムの変速リズムも快感。

BEST BEST BEST 1984-1988

BEST BEST BEST 1984-1988

 

 そしてアマゾンミュージックで聴けるベストアルバム。この選曲が手堅い。音も良い。佐野元春作曲の「すべてはこの夜に」が最高。

 というわけで、ヘッドフォンで今からじっくりと音楽鑑賞と洒落込みます。