筋肉痛の足を引きずりながら山道を下る。帰りは行きの半分の時間で済んだ。
AppleWatchを見れば昼。そろそろ倉敷方面に移動して、お約束の中古ショップ巡りをせねば。
呉「昼休み、食べたいものを同時に言うてみよか」
金平「そんな茶番やらんでも、分かり切ってるけどな」
呉「まぁ、ええがな、一応やっとこうや」
金平「じゃあ、やるか?」
呉「せーの」
呉・金平「ラーメン!」
多数決で昼はラーメンに決まった。高梁町に別れを告げ、下道を走り、一路倉敷方面へ。
城を出て一発目、古本市場とブックオフへ。今回も角川文庫の結城昌治、欠けた「ちくま文庫」の怪奇探偵小説傑作選、シャーロックホームズのライブァル達、ハヤカワの青背クイーンを探しながらのハシゴである。
アイドルCD、古本、レトロゲームを分担してチェックしながら店内を物色する。
途中、ナビが古書店を示したのだが、残念ながら閉店している模様である。
お宝が眠っていたかもしれない。もう一年くるのが早ければ、のパターンである。
倉敷の古い街並みは風情があって、古書店めぐりがメインなのだが、ちょっとした旅行気分。
その古い街並みの中にある「蟲文庫」さんへお邪魔する。
味わいのある年季の入った本棚。ここで未所持のちくま文庫を見つける。
次のブックオフへ移動した時に、二人の腹が鳴った。
金平「そろそろ飯にするか」
呉「二時かよ! このままいくと昼飯忘れるパターンになるな。入るか」
そして二人でお揃いのものを注文。
呉・金平「こってりラーメン、ンマーイ!」
〜続く〜