呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

買った本など

 本日は本屋へ行ってまいりました(またかよ)

 小沼丹「不思議なシマ氏」

不思議なシマ氏 (銀河叢書)

不思議なシマ氏 (銀河叢書)

 

  これは限定千部だそうです。ちょっとお高かったですけどね。響きがいいじゃありませんか。限定千部。日本中に千冊しかない本。そう思うと愛着がグッと増しますね。

 会社で怒られても頑張れそうです。限定千部の本が家にあるのだ、と。

 それから西條八十「人食いバラ」

  少年物の探偵小説は、これまでそれほどマークしていなかったのです。ちょっと舐めてかかっていた、といいますか。芦辺先生の監修で面白さの期待値が上がります。

 それを180度変えたのは、やはり江戸川乱歩でした。最近「怪人二十面相」を読み終えまして、これがべらぼうに面白かった。ここまで未読であった自分の尻にスパンキングであります。

 あと論創ミステリ「小酒井不木」の少年探偵、塚原俊夫君シリーズ、これが面白かったこともあります。

 そこで慌てて西條八十を注文したのですが、こんなことになるのなら、見送った盛林堂さんのミステリアス文庫「あらしの白ばと」も買っておくべきだった、と(当然完売)。

 あと定期購読の論創ミステリ叢書「川野京輔探偵小説選」

川野京輔探偵小説選I (論創ミステリ叢書 115)

川野京輔探偵小説選I (論創ミステリ叢書 115)

 

 ちょっと面白そうなタイトルが収録されています。未読作家なので期待大です。

 ジュンク堂さんで色々買いまして、レジで初めて手提げ袋に入れてもらえました。

「長く利用しているのですが、初めてです」

「こちらは一万円以上お買い上げの場合の手提げ袋になります」

 

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 嬉しくて振り回しながら帰りました。