本日は本屋へ行ってまいりました(またかよ)
小沼丹「不思議なシマ氏」
これは限定千部だそうです。ちょっとお高かったですけどね。響きがいいじゃありませんか。限定千部。日本中に千冊しかない本。そう思うと愛着がグッと増しますね。
会社で怒られても頑張れそうです。限定千部の本が家にあるのだ、と。
それから西條八十「人食いバラ」
西條八十集 人食いバラ 他三篇 (少年少女奇想ミステリ王国1)
- 作者: 西条八十
- 出版社/メーカー: 戎光祥出版
- 発売日: 2018/08/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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少年物の探偵小説は、これまでそれほどマークしていなかったのです。ちょっと舐めてかかっていた、といいますか。芦辺先生の監修で面白さの期待値が上がります。
それを180度変えたのは、やはり江戸川乱歩でした。最近「怪人二十面相」を読み終えまして、これがべらぼうに面白かった。ここまで未読であった自分の尻にスパンキングであります。
あと論創ミステリ「小酒井不木」の少年探偵、塚原俊夫君シリーズ、これが面白かったこともあります。
そこで慌てて西條八十を注文したのですが、こんなことになるのなら、見送った盛林堂さんのミステリアス文庫「あらしの白ばと」も買っておくべきだった、と(当然完売)。
あと定期購読の論創ミステリ叢書「川野京輔探偵小説選」
ちょっと面白そうなタイトルが収録されています。未読作家なので期待大です。
ジュンク堂さんで色々買いまして、レジで初めて手提げ袋に入れてもらえました。
「長く利用しているのですが、初めてです」
「こちらは一万円以上お買い上げの場合の手提げ袋になります」
嬉しくて振り回しながら帰りました。