記憶力の低下が著しい。昔は角川文庫の横溝正史、欠けを暗記しており、飛び込みで入った古本屋でもダブルことなく買いそろえたものだった。
しかし今ではどうだ。本屋で小躍りして持ち帰ってみれば、一年前にやっぱり小躍りして持ち帰ったのであろう、本棚にちゃーんと収まっている。
そこで思いついた。外出すればiPhoneは必ず持ち歩くのだ。このブログに「本棚」というカテゴリを作り、外出していても役立たずの記憶力に頼らず、画像を見て一発解決、である。何故早うそうせなんだか!
まずは
怪奇探偵小説名作選シリーズ。これは本当に良いシリーズで、古本屋でもミステリに強いところでないと、最近ではあまりお目にかかれない。
そうして次に結城昌治である。
コンプしたいのは角川文庫の黒背黄文字シリーズである。「斬に処す」と全然巡り会えない。2年くらい古本屋で探し回っている。
「ゴメスの名はゴメス」も黒背で揃え直したい。
日本推理作家協会賞シリーズも、案外ブックオフには置いていない。姫路のブックオフを総ざらえしてこの冊数である。コンプには程遠い。
そして「シャーロックホームズのライブァルたち」シリーズも、ブックオフではなかなかお目にかかれない。ソーンダイクも2が欠けている。あっ、でもソーンダイクは確か平山雄一先生が新訳で進行中だったから、これはコンプ欠けでも良いか。いや、ソーンダイクか?思考機械だったかな(頼りない記憶力)どっちにしても買いますよ。秘密の印税が結構あるので(笑)
そして早川のクイーン青背。
これもブックオフでは見かけませんよ。あとどのくらいでコンプなのか。だいぶきてるとは思うが。
クロフツは暗記ではなかなか厳しい。どれもタイトルが似ているからである。フレンチ警部のほにゃらら、ときたら、どの本を持っていないのか現地では皆目見当がつかない。
あと光文社の本格推理シリーズ。これも楽しめるシリーズなので、なんとか全部集めたいところ。
あぁ、断捨離とは無縁の人生。煩悩の塊、である。
嫁さんの目の届かない、ザイオン(屋根裏部屋)に避難しておいて良かった、という話だ。