最近、晩飯にはコイツ、こんにゃくステーキを食べている。それとサラダ。
アマゾンで同じパッケージがないので、私が買っているのは地方版のようだ。
筋トレをしにジムに通っているのだが、腹回りがくびれない。胸板は厚くなり、肩も盛り上がってきた。二の腕も昨年より太くなった。しかし腰が一向にくびれないのだ。
もうこうなると脳内会議で「筋肉量を増やす代謝の増加を待っていられない」と判決が下され
「結局食べ物の見直しだろう」
というところに落ち着いた。
このこんにゃくステーキ、激ウマなのだ。まず私は基本お肉が好きなので、ステーキソースが脳を騙してくれる。
そして飽きれば「塩麹」「ピり辛チリソース」「デミグラソース」「大根おろし&ポン酢」「豆板醤」など、ソースを変えれば継続して楽しめる。
満腹感もあり腹持ちも良い。
結局「何かカロリーの低いもので満腹にしておかなければ、貴様は間食をするだろう」という自己分析からの結果なのであった。
腹筋をバキバキにしたら、ジムの「まゆゆ似」の彼女に挨拶くらいはしたい、と思っている。だって彼女は筋肉ハンターだから。
※
さて、今回は「隼の解決」を読み終えた。
何故このブログが急にペースダウンしたかというと、もう正直に告白してしまいましょう。
この作品の読書感想文に行き詰まっていたことが原因でございました。
二、三度書いては消し、一向に形になりませんでした。
何故か、それは本作が急に本格味を増したからであります。
私の脳が「変格」寄り、なのか、本格度が上がった途端、それにコメントする語彙の不足に、我ながら呆れてしまいました。
結局、筋とトリックを丁寧に書く、という物しか仕上がらなかったのです。
探偵小説の読書日記、とタイトルを掲げておきながら、先行き不安ではありますが、まぁ今後の課題ということと、熱意だけはあり先に進みたい、という意志もあるので、今回は懺悔込みの紹介にとどめます。
研究室から高価なプラチナが紛失し、教授と助手の二人が容疑者として尋問された。
研究室の鍵はその三人しか持っていないからだ。
日本人助手は「もう一人の朝鮮人の助手が怪しい」と教授に耳打ちする。
ホテルで容疑の喧騒から逃れた教授はレストランで隼と知り合い……。
という筋、途中犯行現場で重要な物的証拠である化学式の書いた紙片を隼が入手する、などご都合主義的な面もあるが、ページ数を考えれば詰め込みも仕方のないことか?
ここにきて急に探偵小説身を増した隼お英シリーズ、発表が「新青年」というのもあるのかもしれない。
1927年11月「新青年」