痩せましたよ。今のところキープしつつ、徐々に落としていっております。
長々といろんなことを頑張りました。読み返せば今年の夏頃から悪戦苦闘していたことになります。
まず筋トレして代謝を上げれば脂肪が減るのではないか、という考えの元、猛烈にマシンで胸板を鍛えましたね。
そこでホエイプロテインを常に摂取してきたのですが、筋肉は育ちましたが、痩せない原因でもありました。今はソイプロテインに変えています。
やっぱり日々の食事で一旦無駄肉を削ぎ落とさないと、デブはデブのままなのでした。
こんにゃくステーキにえのきのパリサク揚げ。夜はこれに徹しました。
そうして今、ようやく夏に74キロだった体重が67まで落とせましたよ。
今後は64キロくらいまで落として、再びホエイプロテインに切り替え、胸板を厚くしていきますから。
40代に入って、今が一番スリムな状態です。嫁さんが「アンタ、最近格好ええな」と言うております。
会社勤めの仕事に明け暮れる同胞よ、腹の脂肪で悩んでおるのなら、私の手法を真似たまえ。見直すべきはやっぱ夜のご飯ですよ、重要なのは。
お皿に醤油1みりん1の割合で混ぜ、そこへにんにくチューブをぶにゅっと投入。
えのきを手でちぎり、その出汁に浸して片栗粉にまぶす。フライパンを熱し、そこへオリーブオイルを多めに敷く。きつね色から焦げがつくくらいで丁度いい。
食感はパリサク。チリソースで食べるとホント超美味いのだ。病みつきである。
チリソースもスーパーで買えば高いが(700円もした)業務スーパーに行って驚いた。倍の容量で298円だったのだ。これからは業務スーパー一本である。
一緒に腹回りの肉にオサラバしましょう!
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さて、今回は「探偵開業」を読み終えた。
内容に踏み込んでいるので、未読の方はご注意を。
一読、明朗探偵小説だなぁ、と声が出た。健全で朗らか。平林初之輔が微笑みそうな『健全派』の小説である。
タイトルからも分かる通り、大学を出てブラブラしていた男が、事件をきっかけに探偵としてスタートする、という物語。
友人が押しかけてきて「同棲したい」と主人公の堤に相談を持ちかける。堤は快諾し下宿を明け渡し、友人が紹介したホテル風の住居に引っ越し、入り口へ名刺の裏に書いた『堤』の表札を貼り付け新生活が始まった。
ここから何故か堤の元へ令嬢の失踪事件の捜査依頼が入ったり、告知もしていないのに『堤探偵事務所宛』の郵便物が届いたり、と理由がわからないまま堤は事件に関わっていく。
この『謎』がこの作品の核になる。堤は友人が急に女性を連れて押しかけてきたことと令嬢失踪事件を結びつけ、相手の親に友情から確認を取り、家柄に格差があっても一方的に反対しないことを約束させ、事件を纏めてしまう。
タネを明かせば、堤が越す前に住んでいた住人が、有名な『堤探偵』という同姓の探偵だった。というオチで、伏線もなくいきなりだなぁ、と思わなくもないが、明朗な作品の雰囲気が、そういうことも忘れさせてしまう。
1926年12月「新青年」