1月の9、10日で、出雲、松江、米子ブックオフ&開放倉庫巡りツアーに行ってまいりました。
相棒の漫画家、金平とともに、結果から言いますと不完全燃焼でしたが(笑)
それもこれも、私の計画が杜撰であったからであります。猛省しております。我がケツにスパンキングです。
「週の真ん中に旅行を設定しときゃ、平日だし、全部開いてるだろう」
というユルイ計画で臨んだのが裏目に出ました。裏目裏目の 浦辺粂子です。
姫路から山陽自動車道に乗り、一路西へ。途中から雲行きが怪しくなり、パーキングエリアでは雪!
米子道を途中で降ろされ、ヨチヨチ運転で峠を越えました。
嫁さんが前日に『こんなにあったかいんじゃ、タイヤ履き替えんでもエエやろ』と、タイヤ交換代をケチったのであります。信じられません。私の命より節約を取るのですから。
金平も『マジか?!』と驚愕しておりましたよ。
そしてようやく出雲にたどり着き、まずは腹ごしらえ。
出雲そばを食べました。「ンマーイ!」
色々と細かい作法を知らないので、例えば蕎麦湯の正しい飲み方、とか。
個室で他に客がいなかったので、蕎麦湯に残りのそばつゆをぶっ込んで、グビグビいきましたよ。
で、この旅の目的である1件目の古本屋に行きます。商店街にあるのですが、ナビでは通り過ぎてしまい分かりません。路上に止めて電話しました。すると
「えーはい、そのう、申し訳ありません。今日と明日、お休みを頂いておりまして、はい」
と、物凄く低姿勢な店主の電話応対。
『マジか?!』
出鼻から暗雲立ち込めます。なんで週のど真ん中に連休するのだ。
そう簡単には行けない距離だ。姫路から出雲である。旅行の半月前にでも、電話で確認しておけば良かった。
二泊できれば良かったのだが、相棒の金平が締め切りで、一泊が限界なのであった。
この落胆。これを読む方々は『出雲大社とかあるじゃん』と思われるかもしれませぬが、我々の旅はその土地の名所に行く旅ではないのです。その土地のブックオフと開放倉庫を漏れなく回る、という狂ったツアーなのであります。
『男ふたり旅なら風俗とかそういうことでしょ?』
みたいな声も上がるやもしれぬ。包み隠さず言いますと、そういう助平なオプションは全く組み込まれていないのです。ストイックな旅なのです。
私は『あればストリップくらい行くべ?』と金平に言うのですが、金平は首を縦に振りません。
ひたすらブックオフと開放倉庫を回っていくのです。
ということで何回か続きます。今日はこの辺で。