津山で万歩書店二軒を攻略した我々は、南に移動し、岡山にある万歩書店の本店に進路を取った。
山陽と山陰、文字通り山陰はローカルだ。店の数も少ない。
だが、ここのところの戦績はどうだ? 結城昌治の角川文庫を見つけたのも山陰の古本屋さん。何年も見つからなかったセガサターンのプラドルシリーズ最後の一枚も、津山の店頭に眠っていた。
店は少ないかもしれないが、思わぬお宝に遭遇できたのは、みな山陰である。
津山城も松江城も下から見上げただけだったが米子城も良かった。最近の私は山陰イコール良いイメージである。
万歩書店本店は、さすがに広い。ここのところ攻略してきたブックオフでは全滅であった絶滅危惧種、日本推理作家協会賞受賞作全集も、欠けを数冊買うことができた。
あとコツコツと集めている扶桑社の昭和ミステリ秘宝も、手頃な値段で買えてホクホク顔。
あとは時間の許す限りiPhoneで『ブックオフ』を検索し、目一杯攻略する。
前から欲しかった『レキシ』のアルバム『レキミ』を見つけたので発作買い。
このアルバムで特に聴いて欲しいのが、訳のわからない涙が聴きながら流れ落ちる(笑)『墾田永年私財法』であろう。ちょっと『いい曲風』になっているのが良い。
そして昨年からイチオシのアイドル、吉川友ちゃんのライブDVDとも出会ってしまったので発作買い。
吉川友ちゃんは可愛いし、声が良い。歌のうまさに私は惚れ込んでしまったのだ。これからも定期的に宣伝していく。いつかライブにも行きたい。
吉川友『URAHARAテンプテーション』(You Kikkawa[URAHARA Temptation]) (MV)
クタクタになるまで中古屋巡り。最後は金平と仲良くうどん。
呉「五年後どうなってるかな。長らく旅行すれば中古屋巡りしてきたけど」
金平「ますますネット通販に駆逐されていくやろな」
呉「ブックオフ以外の店が無いもんな」
金平「この10年、絶妙のタイミングで地方の中古ショップ、巡れたかもしれんな」
呉「惜しむらくは、大部分は撮影したけど、全部の店を写真に撮って無いことだな」
金平「いつまでも『ある』と思うもんな。これからは夜でも店の写真残していこう」
内容的には収穫物も含め、とても充実した旅となった。特に移動中話をして形がまとまった私の新作、爆笑プロレタリア文学の『The bottom of a pot(なべぞこ)』を書く意欲が高まったのが大きかった。
現在も新作をこのブログと並行して書いている。完成したら短編一本収録のキンドル本として出そうと思っている。
アンリミに入って利用してみて思ったことは、短編集として沢山収録するよりも、読み手はサクッと面白い話を短時間で読みたい、という層が多いのではないか? ということ。
なので『シングル』のような感覚で新作は出そうと思っている。
超面白い、ものになると思う。設計図通りに完成したら、の話だが。
そして明日は月曜日『まゆゆ似』の彼女のいる時間帯のジムに、いよいよ行ってみようと思う。絡まれたら絡まれた、でいい、と思っている。
『妄想ジム日記』として、こちらも本にさせてもらおう。辛い思いをするのだ。それを本にしてもバチは当たるまい。変な恋心の行方を気にしてくださる読者さんが意外と多い、ということも励みになっている。
ここでの活動報告も含め、これからも皆様のご支援を賜りたい。
※(オマケ、ボツ表紙案)