呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

彦根旅行7

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 さあ、彦根城を満喫したのでショップ巡りの再開だ。開放倉庫に到着。

 

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 お宝市場系は思わぬ品物に血がたぎり、予期せぬ買い物をしてしまい勝ちである。

 ここでは美しいフォルムの小型ビートルを買ってしまった。

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 次々とノルマをこなしていく。ハードオフももちろんチェック。

 ここで私は相棒の金平に隠れて地図を確認する。長浜城は近い。問題はどうやって切り出すか、だ。

呉「さて、そろそろここらへんでサプライズの時間や」

金平「おおっ、何か仕込んできたんか?」

呉「ジャジャーン、ここから近い長浜城に進路を取りまーす!」

金平「オマエだけのサプライズの話かい!

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 行けば行ったで、文句を言いながらでも付き合ってくれる相棒。長浜城の敷地には猫をよく見かけた。撫でてやろう、と思い近付くと猫たちはサーッと逃げる。

 ジムでまゆゆ似の彼女に熱視線を送ったことでお馴染みの、肉食系の私に猫が恐れおののいたのであろうか。全く触ることができなかった。詳細はこちら(笑)

 

 

 

金平「よーしよしよし」

呉「金平先生なんという懐かれ率!

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呉「オマエすごいな、猫寄ってきてるやん」

金平「けっこー猫には好かれてるで。東京のアパートでもベランダにウンコされてたことあるしな!」

呉「(それ、猫に舐められてるだけやんっ!)」

 猫は最後には白目になるくらい、頭を金平の足にこすりつけていた。私は離れて見ながら相棒に人徳オーラを感じ、こういう引きつける力が、漫画の仕事が途切れずあることにも関係してるのかなー、と少し羨ましく思うのであった。

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呉「おお、デカいな」

金平「また階段、急なとこか?」

呉「大丈夫、大丈夫。オマエに優しい城や。鉄筋の再建天守やから。エレベーター付きや」

金平「なら行く」

 鉄筋の天守も私は大好きである。上から眺める街並みは、かつて城下町がどのようなものだったのか、いろいろとロマンなのだ。

呉・金平「うおおー」

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 最上階は見事な眺望であった。琵琶湖を一望である。雄大な景色に心を奪われる。ちんかすのような仕事を忘れ、ノルマも忘れ、嫁さんからの束縛からも逃れ、相棒と、思いの丈の創作談義と古本屋巡り&城(笑)

 一年に一回は、このような心の洗濯をしたいものだ。

 そうして景色に見とれて目に入らなかったが、最上階の端っこにはなんと!

呉「ああっ、あああっ!

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呉「最近復元された城だから、昔ながらの記念コインは諦めてたんやけど、まさかこの城で出会えるとは」

金平「今回の旅は老舗の古本屋、軒並み定休日やったから、せめてもの神様の情けかな」

 私はホクホク顔で硬貨を投入する。

 そうしてまた打刻機で打ち込むのだ。『かねぽんと』と。

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〜つづきます〜