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開化の殺人-大正文豪ミステリ事始 (中公文庫 ち 8-11) 中央公論新社 Amazon 最近の中公文庫は攻めている。ミステリアンソロジーでも、ちょっと違った角度からの、探偵小説ファンの心を掴むような、そんなアンソロジーを出してくれている。 このアンソロジー…
今年に入って、結構奮発した。二冊も甲賀三郎の古本を買ってしまったのだ。 『羅馬の酒器』と『音と幻想』の二冊。部屋の中で撫で回している。 甲賀三郎の古本は高いので、頻繁に買うことなどできない。小遣いとは別の、印税のお陰ですな。有難い話です。 我…
記憶力の低下が著しい。昔は角川文庫の横溝正史、欠けを暗記しており、飛び込みで入った古本屋でもダブルことなく買いそろえたものだった。 しかし今ではどうだ。本屋で小躍りして持ち帰ってみれば、一年前にやっぱり小躍りして持ち帰ったのであろう、本棚に…