呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

2019松江旅行

松江旅行完結編

出雲、松江、米子の店を全て回り終えた我々は、往生際も悪く、岡山を経由して姫路に帰るルートを選択した。 陽は落ち、辺りは急速に暗くなる。 前から行ってみたかった岡山の古本屋さん『古京文庫』さんを目指す。岡山城の近くだ。 しかし無念! 到着時間が…

松江旅行8

油屋書店さんの定休日は大打撃であった。気を緩めてバッターボックスに立ったら、ピッチャーの球が悪送球でバウンドして金玉に直撃したかのような、この旅痛恨の一撃である。 金平「オマエ、この旅の目的は油屋書店さんやったんとちゃうんか?」 呉「そうや…

松江旅行7

山陰名物『牛骨ラーメン』に舌鼓を打ち、エネルギー充填完了した二人は、再びこの旅の目的である店巡りに戻るのであった。 角盤文庫さんに到着。ここは期待していたのだが、置いてあるのは漫画だけであった。勝手にハードルを上げたのはこっちのせいである。…

松江旅行6

バレリーナ立ちで凍傷寸前の足の裏を庇いながら、それでも私は綺麗な熟女受付嬢のマダム二人にウケて『ちょっと美味しかったな』と不謹慎なことを考えながら(失敗をもろともせぬ懲りない男)、国宝松江城を後にするのであった。 時間は11時。そろそろチェ…

松江旅行5

金平「お前なぁ」 相棒の金平の苦言で10日は幕を開けた。 呉「ワシも言うことあるぞ、オマエ、いびきかいてたな(笑)」 金平「何いうとるねん。オマエが先やがな。速攻で酔っ払って、そのまま大いびきや!」 呉「その耳、オマエ耳栓持ってきてたんか?」 …

松江旅行4

松江に入り、その日に回る店舗を全て制覇し、壷焼きカレーに舌鼓を打った我々は、今宵の宿である『松江アーバンホテル』へと向かう。 小泉八雲も出雲大社も宍道湖もすっ飛ばし、ブックオフだけ巡る狂ったツアー、疲れ果てた我々は、近くのコンビニで酒とおつ…

松江旅行3

9日の朝からスタートした旅も、楽しい時間はあっという間。下準備で調べておいた店を時間切れで寄らぬまま帰った、という事態が一番辛いので、休憩を挟まずバンバン店舗を巡る。 街の小さな古本屋さん。ここではミステリ本に出会えなかった。昔ながらの古本…

松江旅行2

『國美喜書店』さんが週の真ん中でお休みだったため、いきなり出鼻をくじかれた二人。 出雲そばで機嫌が持ち直すも、次の『開放倉庫出雲店』も水曜日が定休日。これには正直参った。旅の下調べは大事である。助手席の金平が私の計画の杜撰さに「ホゲーっ」と…

松江旅行1

1月の9、10日で、出雲、松江、米子ブックオフ&開放倉庫巡りツアーに行ってまいりました。 相棒の漫画家、金平とともに、結果から言いますと不完全燃焼でしたが(笑) それもこれも、私の計画が杜撰であったからであります。猛省しております。我がケツ…