呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

康綺堂『康綺堂の推察ノートvol.1』を読む

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 康綺堂さんの個人誌が届いた。横溝正史夢野久作関連の考察本である。

 まず出版されたことに敬意を表したい。素晴らしい。やはり自分のラブは形にするべきである。

 そして康綺堂さんは仕事の傍の出版である。これも素晴らしい。私も力を頂いた。私も作ろう、という気持ちにさせてもらった。

BOOTHで取り扱っているので、皆様もぜひ。

康綺堂『康綺堂の推察ノートvol.1』を読む

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 康綺堂さんの個人誌が届いた。横溝正史夢野久作関連の考察本である。

 まず出版されたことに敬意を表したい。素晴らしい。やはり自分のラブは形にするべきである。

 そして康綺堂さんは仕事の傍の出版である。これも素晴らしい。私も力を頂いた。私も作ろう、という気持ちにさせてもらった。

BOOTHで取り扱っているので、皆様もぜひ。

谷崎潤一郎『白昼鬼語』を読む

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 温存しておいた一篇、谷崎潤一郎の『白昼鬼語』を遂に読んだ。

 

 

 光文社文庫からの新しいシリーズ。日下三蔵神のお仕事である。以前ちくま文庫で出ていた怪奇探偵小説シリーズのようなテイスト。次回は芥川龍之介だそうだ。支持したい。

 さて、本作、さすが文豪谷崎、終始クライマックスかのような異様なテンションで引っ張られ、そのまんま振り回されてしまった。

 構造へのヒントとなる発言もあるかと思うので、未読の方はご注意を。

 冒頭から乱歩や久作の匂いが立ち込める。実際は逆なのだが。谷崎が黎明期の日本の探偵小説文壇の方向性に多大な影響を与えたのだ。

 読めば頷ける。これは名前を伏せれば探偵小説誌に掲載された短編、と教われば疑いもなく信じてしまうような純日本風な探偵小説だ。

 退屈を持て余した裕福な男と、その数少ない友人の作家という登場人物だけで、乱歩の短編を思わせるではないか。

 この変わった男は作家の目から『発狂しているのではないか?』と思われている。徹夜明けの作家に『すぐ来てくれ』と呼びつけ、行ってみれば『今夜殺人現場を目撃できるかもしれない』という告白をする。

 この時点で読者と作家の目線は重なり『危ないやつ』という目で変わり者を観察する。そういう興味でグイグイ読者を引っ張る。

 聞けば映画館で前に座った男二人、女一人の客が秘密の暗号で書かれた紙で殺害計画を立てていることを察知した、更に互いの手に指文字で殺害方法まで交換していた。と言うのだ。手紙はポーの黄金虫に習った暗号で、それを解いた、というのだ。

 これを熱っぽく語るシーンを見て、読み手も『こりゃ完全に神経衰弱だな』と哀れみの目で見るようになる。読者を優位に立たせる効果をも持つ。

 そして実際に付き合って、荒唐無稽な妄想であることを悟らせ、論破しようと暗号に書かれた場所へ深夜タクシーで出かけていく。

 すると田舎の奥まった一軒家、壁に節穴もある日本家屋で、深夜明々と電気を照らし説明のあった女と角刈りの男が中年男をどうやら殺害し、今からまさしく溶解液で死体を金盥に入れ、処理する寸前の場面を二人は目撃してしまうのだ。

 そうなると先程まで熱心に荒唐無稽な暗号の説明をしていた変わり者の男の言動が逆転してくる。見てきた光景の意見交換をする場合にでも、妄想だと前半思われていた言動も、この異様な事件を理路整然と説明しているようにしか見えなくなっているのだ。

 こういう面白さの演出も抜群に上手い。

 そしてバレないように二人はその場から逃げ出すのだが、今度は変わり者の男が『あの男を殺した時に記念撮影する(溶解前に記念撮影していた)殺人狂の美女に恋をしてしまった。近づきたい』

 と言い出すのだ。作家はもちろん止める。読者も『やめとけやめとけ、ヤバイヤバイ』と志村後ろ、の気分にさせられる。

 そして男は執念深い張り込みの結果、女に接近し交際に発展する。女は男の資産しか眼中にないのは明白。

 そして作家の忠告を聞かないまま絶交。そして数日後〜これは遺書だと思って欲しい〜というその後の経緯が書かれた封書が作家の家に届くのだ。

 見事な探偵小説的フォーマット! 日本式のレールを見事に引き切っているではないか。

 そうして物語はどんでん返しを含めクライマックスを迎えるわけだが、漠然と思ったこと。この現実に引き戻す手法を本格擁護者であった乱歩はマナーに沿って『赤い部屋』で実践したのではないか。つまり文豪の敷いたこのレールが『本格』であると。

 個人的な希望を言えば、ひどい死が待っており、その経緯が書かれた手記で終わって欲しかった、のだが、それは変格寄りの考え方だろう。

 読後の印象が『そうだったのか!』と感心するのか、ガッカリくるのか。リアルに引き戻さないままの犯罪譚構成が探偵小説では恐らく圧倒的多数だと思う。

  その不満が、異変を明晰に解析しないで(本格)異様な人物、異様な趣味嗜好、それに巻き込まれ現実に帰らぬまま悲惨な終わりを告げる型が、自然と変格になったのではないか。そんな読後の印象を持った。

 良い探偵小説を読んだ! という気分だ。乱歩の未発表短編を読んだ、くらいの探偵趣味充実感であった。

 

橘外男『燃える地平線』を読む

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 幻戯書房さんから出た銀河叢書の橘外男三連続リリースの第一弾『創作実話』篇と銘打たれた本書『燃える地平線』を読み始めた。

 

 四本入りの短編集。まず冒頭の『地獄への同伴者』を読み終えた。美しい妻との新婚生活、肺病に冒され、禁欲生活を強いられる夫。そこへかつて下宿していた出戻りの女将から『話しておきたいことがあるから来てくれないか』という手紙が届き……。

 

 橘外男は探偵小説作家というカテゴリーからはちょっと外れる作家で、物書きとしては直木賞作家というサラブレットである。怪奇ものや怪談もあるが、変格の枠からも外れ、奔放な物語世界を見せてくれる。

 

 まず引き込まれるのは饒舌体とも評される、高い熱量の文体が紡ぎ出す生き生きとした人間模様。

 

 途中までは純文学作品を思わせるような展開で、タイトル通りの物語に変容するのだろうか、と思いながら読み進めたが、終盤、突飛な着地をせず、共に肺病同士の女の情念を描きながら、あり得そうな生霊を描き、なんとも言えない読後の余韻を残す。とにかく読ませる。令和の今でも全然古びてはいない。

 

 橘外男は同じ内容のものを繰り返し書き続けていたこともあり、そういう経歴のため全集を編むにも色々と問題があったろうが、今回のこのシリーズによって、精選された作品が提供されることはとても喜ばしいことだ。

 

 

 

続々 新たなる力

 今の私はですね、電気ショックでパワーアップして金の力が出せるようになったクウガみたいな感じになってますね。

 

 印税で導入したiPad。長年、我が妻シリーズを執筆してきた愛機、金のマックブックちゃんの調子がすこぶる悪いので、コツコツ貯めた印税で新機種導入に至ったわけだが、土壇場でM1マックブックではなくiPadにして今回は正解であった。

 

 アップルペンシルが画期的なガジェットである。これはマックブックではなし得ない創造性を解放してくれる。

 

 やりたいことがまた増えた。今後の活動はまたここで、追々報告していこうかと思っています。

 

 iPadにペーパーライクフィルムを貼った。紙に近い感触でお絵描きが楽しい。そして角度を付けて作業できるようにスタンドも買った。これが超オススメ。

 

  ヒンジも硬く、無段階で調整できる。角度が付いて腰への負担も軽減。折り畳めば薄くなって持ち運べる。

 これとiPad AirApple Pencil、Magic Keyboardを持ち運べば、相棒金平との城めぐり旅行の際、帰ってから旅行記をブログに書かなくても、リアルタイムにその日の旅館で更新作業が出来てしまうではないか。

 私は出発が漫画家志望で、絵で挫折して文字書きに転身したのだが、こうやってテキストを打って文字が増えていくのを見ると脳内麻薬が分泌され気持ち良くなってくる。

 今回、久しぶりにApple Pencilを導入してヘタッピイラストをSNSに放出して思ったことは、ベタ塗りなども脳の別の場所を刺激し、脳内麻薬がドバドバ出ることを再認識した。

 創造することは素晴らしい。スマホで垂れ流しの感じで情報を摂取するだけでは人生大損だ。

 有言実行ノート

・盆休みの長期休暇で、なんとか今年の我妻シリーズの最新刊と、昨年不幸に見舞われた顛末を記した書きかけの私小説を完成させて年内に二冊、Kindle出版させたい。

・探偵小説の同人誌を紙ベースで制作し(既に頭の中にはアイデアはガッチリとある)、通販で世に問いたい。出来れば文学フリマにも出店してみたい。これはTwitterで知り合えた康綺堂さんの行動力に感銘を受けたのがキッカケとなっている。

・アップルペンシルを導入したので、ヘタッピイラストと一言を添えた、コミックエッセイストテイストのKindle本を出してみたい。なぁに怯むことは無い。世の中には上手い人だらけだ。下手くそならば逆に目立つ。読む人に『この人、こんな作画レベルでよく出したな。自分にも出せるんじゃないか?』と思ってもらうのがミソ。内容で差を付けたい。

 ひとまずはそんなところか。変格ミステリ作家クラブにもお声かけ頂いたので、布教活動も展開していく。

 動いていれば人生変わるしチャンスもある。そう思いたいですね。

 

 

続 新たなる力

 昨日届いたiPadAir4 64gブルーとApple Pencil2、Magic Keyboardを使いながらこのブログを更新しているのですが、散々iPad Proと迷ったのですが、なんらストレスも感じず、十分作業できております。

 なんならMacBookより軽快に動きます。

 そしてこの無限の可能性。小説をこれで書き、ペンシルで表紙を描き、ガレージバンドで効果音を作れば、全部一人でセルパブのプロデュース及びCMが出来てしまうではありませんか。

 この本体のカメラを使えば、デジカメやiPhoneから写真を持って来なくても、このようにブログに即、掲載できます。

 

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 本日はアミティ先生の参考書を買ってきました。

 

 

 これまでのマックブックとは全然違うので、技術を吸収していきますよ!

 今年前半に購入したM1 Mac miniKindle制作用の最終確認と、iPhoneの音楽管理の母艦だけの用途担ってしまった! 

 いや、デスクトップはそれでいい。クリエイティブさを発揮するのなら、iPad、ペンシル、Magic Keyboard、この選択はアリ、ですよ。皆さん。

続 新たなる力

 昨日届いたiPadAir4 64gブルーとApple Pencil2、Magic Keyboardを使いながらこのブログを更新しているのですが、散々iPad Proと迷ったのですが、なんらストレスも感じず、十分作業できております。

 なんならMacBookより軽快に動きます。

 そしてこの無限の可能性。小説をこれで書き、ペンシルで表紙を描き、ガレージバンドで効果音を作れば、全部一人でセルパブのプロデュース及びCMが出来てしまうではありませんか。

 この本体のカメラを使えば、デジカメやiPhoneから写真を持って来なくても、このようにブログに即、掲載できます。

 

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 本日はアミティ先生の参考書を買ってきました。

 

 

 これまでのマックブックとは全然違うので、技術を吸収していきますよ!

 今年前半に購入したM1 Mac miniKindle制作用の最終確認と、iPhoneの音楽管理の母艦だけの用途担ってしまった! 

 いや、デスクトップはそれでいい。クリエイティブさを発揮するのなら、iPad、ペンシル、Magic Keyboard、この選択はアリ、ですよ。皆さん。

続 新たなる力

 昨日届いたiPadAir4 64gブルーとApple Pencil2、Magic Keyboardを使いながらこのブログを更新しているのですが、散々iPad Proと迷ったのですが、なんらストレスも感じず、十分作業できております。

 なんならMacBookより軽快に動きます。

 そしてこの無限の可能性。小説をこれで書き、ペンシルで表紙を描き、ガレージバンドで効果音を作れば、全部一人でセルパブのプロデュース及びCMが出来てしまうではありませんか。

 この本体のカメラを使えば、デジカメやiPhoneから写真を持って来なくても、このようにブログに即、掲載できます。

 

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 本日はアミティ先生の参考書を買ってきました。

 

 

 これまでのマックブックとは全然違うので、技術を吸収していきますよ!

 今年前半に購入したM1 Mac miniKindle制作用の最終確認と、iPhoneの音楽管理の母艦だけの用途になってしまった! 

 いや、デスクトップはそれでいい。クリエイティブさを発揮するのなら、iPad、ペンシル、Magic Keyboard、この選択はアリ、ですよ。皆さん。

新たなる力

 来ましたよ。家に新しいアップル製品ちゃんが届きましたわよ!

 

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 Kindle電子書籍でコツコツと貯めた印税で、iPad Air4の64G(ブルー)とApple Pencil2、Magic Keyboardの3点責めですアッヒィーッ!

 

 そうして簡単な設定だけを済ませ、このブログを更新しているのですが、Magic Keyboardはマウスのようなポインタが出るし、キーボードはこのテキストを打ちながら思うのは、ノートパソコンと一緒の打鍵感だし、MacBook的な使い方が普通に出来てしまっている。なんら遜色無い。

 

 このブログも二階に上がってパソコンを立ち上げなくとも、リビングで開いてササッと更新できる。

 

 やはりアップル製品は最高である。問題はApple Pencilだ(笑)。この高い投資を回収できるのか。投資した分追い込まねばならぬ。

 

 そして本日はもう一件ニュースが。『匣の中の失楽』の作者、生きた伝説の竹本健治先生から、変格ミステリ作家クラブへお誘い頂いた。ひっくり返った。

 

 変格愛はある。もう嬉しすぎて言葉が出ない。迷惑にならないよう、変格作品を読み込み、夢の会誌参加を目指して精進いたしますよ。今日は」いい日だ。

大下宇陀児『夜光魔人』を読む

 本日はイチオシの個人レーベル湖南探偵倶楽部さんより、大下宇陀児の『夜光魔人』を読んだ。真相に触れているので未読の方はご注意を。

 

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 探偵小説の幼年ものを読むのは久しぶりである。写真復刻なのか、扉には中学生新書の文字が見える。雑誌の付録のようだ。奥付には出典に『中学生の友』と記載がある。

 さて、宇陀児の描く幼年ものの探偵小説とは如何なるものか。主人公は信吉くん。お兄さんは新聞記者の信太郎さん。お父さんを亡くし、お母さんと三人暮らし。

 世間では暗がりでボオッと不気味に光る謎の盗賊、夜光魔人のことで持ちきりだ。目撃情報によると、小柄で一寸法師のような怪盗らしい。

 信吉くんは部活の帰りに三人の不良少年に絡まれる。喧嘩には柔道の心得もあり自信もあるが、無駄な争いはせず結局お金を取られてしまう。

 この三人の不良が物語の謎に大きく絡んでくる。めっちゃ不良のリーダー格、今村。戦災孤児、竹中。本当は心の優しい高夫。

 序盤、結構ゆっくり話が進み、全く夜光魔人が出てこない。ヤキモキするくらいだ。人間を描く、ことを主眼にした創作姿勢なのか、人物描写に力が入る。

 ある日、信吉は暴走自動車に轢かれそうになった少女を助ける。この少女が不良三人組の一人、高尾の妹だったのだ。この辺をご都合主義、といってしまえばそうだが、同時代の甲賀三郎は、こんなものでは済まないので、まだ許容範囲である。

 二人の絆を深めるため、という演出であろうが、もうちょっと自然な出会い、不良のリーダーが夜光魔人に関係しているのでは? という信吉の推理の過程で高夫関連で出会う羽目になった。みたいな自然な流れにすれば、当時、探偵文壇が純文学畑に抱いていた劣等感を払拭する契機にもなろうが、やはり探偵小説作家はこの辺が弱いと感じる。

 いや、目の前で怪我をした女の子をおぶって家まで送り届けたのだ。健全な少年の心の模範としての啓蒙が宇陀児にあったのかもしれない。だいぶ贔屓目に見てではあるが。

 この信吉くんが本当にピュアでヤキモキするのだ。罠にかかってビルに誘い出され、上村に自転車チェーンで顎を殴られ(結構残忍)隙を見てやり返すのだが、向こうがやられたフリをして涙を流す芝居をすれば、可哀想になって油断して逆に落とし穴に落とされる。

「何をしとるんじゃ! 冷徹に行かんかい」

 と読む方は焦ったい。

 上村は宝石商の金持ち、倉沢の家で厄介になっているのだが。先に倉沢邸に訪れた新聞記者、兄の信太郎も罠にかかり、同じビルの落とし穴に監禁されていた。

 夜光魔人が上から現れ、残酷にも地下室に水を入れて水死させようとする。残虐非道な手口。少年たちも震え上がったことだろう。

 正直、私はこの犯人のトリックが分からなかった。『え? この登場人物の少なさで?』と同好の士のあなたは思うかもしれない。

 だって犯人は一寸法師って言ってたし。辻褄が合わないし。まさか、そのような理屈で通してくるとはシンプルすぎて逆に読めなかった。一本取られた次第。

 そうして最後は戦災孤児に向けられた温かい眼差し。私は胸が熱くなった。弱者には手を差し伸べよう。親切にしよう。という宇陀児の若者へのメッセージがたまらなかった。逆にこういうヒューマニズムが中途半端な結果にもなりがちで、本格擁護派からは突かれたりする所以なのかもしれない。

 ガチガチの本格派、甲賀三郎は『探偵小説に謎以外の余計なものはいらん。馬にツノがあったら、それはもう馬じゃない』的なことを言えば『馬にツノがあって便利なら、それ研究するのもええやん!』と言い返した宇陀児のことである。

 推理的には直感というか、当てずっぽうに近いもので、ここが弱いのだが、その弱点が気にならない程の真犯人のシステムだったため、個人的には気にならなかった。

 さて、この復刻。私も実はやってみたいのだ。だが知識がない。甲賀三郎の復刻とか私家版で出してみたいのだが、親族の方から叱られないだろうか、みたいなことを考えてしまう。湖南探偵倶楽部さんに聞いてみたいことだらけなのだ。

 著作権のこととか老後に向けて勉強していきたい。その時には変名で出すと思う。呉エイジが復刻に便乗して自分の本も売込みたいのではないか? と思われるのが嫌だからである。

 純粋に甲賀三郎の扱いが不遇すぎるので、なんとか世間に作品の良さを知ってもらいたい。という一心からなのだ。