呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

倉知淳『皇帝と拳銃と』を読む

創元推理文庫、倉知淳『皇帝と拳銃と』を読んだ。四本入りの短編集である。 皇帝と拳銃と (創元推理文庫) 作者:倉知 淳 発売日: 2019/11/11 メディア: 文庫 この作品は倒叙ものと呼ばれる形式で、刑事コロンボでお馴染みの、先に犯人の犯行シーンを見せ、警…

甲賀三郎『羅馬の酒器』購入

甲賀三郎の単行本『羅馬の酒器』を落札した。水害にでもあったかのようなダメージ本であるが、本来なら五桁の古本である。百円スタートから四桁で競り落とした。 触る度にポロポロと崩れていく。箱は仕方ないが、本はなんとか原形を保ち、丁寧に扱えば分解せ…

山田佳江『感情買取ドットコム』を読む

感情買取ドットコム 作者:山田佳江 出版社/メーカー: オルタニアノベルス 発売日: 2018/05/10 メディア: Kindle版 月の小遣いから嫁さんは容赦なく千円引いていく。それはクレジットカードでAmazonのアンリミの請求があるからだ。実際は千円未満だから年間数…

彦根旅行8

長浜城を出て、駅前から伸びる旧街道の面影を残した商店街を歩く。なかなか風情があって良い。 通りは結構な賑わいであった。木造と昭和初期のモダンな建造物が良好な状態で残っており、インスタ映えを狙ってか、若い女性、色気ムンムンの熟女グループがスマ…

彦根旅行7

さあ、彦根城を満喫したのでショップ巡りの再開だ。開放倉庫に到着。 お宝市場系は思わぬ品物に血がたぎり、予期せぬ買い物をしてしまい勝ちである。 ここでは美しいフォルムの小型ビートルを買ってしまった。 次々とノルマをこなしていく。ハードオフももち…

彦根旅行6

金平が自然に目覚めたことを確認し(笑)荷物を纏める。少し早いが、チェックアウトを済まし、ここを起点にして再び中古ショップ巡りを再開させるのだ。 平日の朝なので観光客は全然いない。城内駐車場には我々だけである。気温も低く、少し肌寒い。 9時2…

彦根旅行5

楽しい彦根旅行の初日は、ショッカーワイングラスでファンタの乾杯をした後、コンビニで買った缶チューハイで改めて乾杯したのであった。下戸なので普段は酒を飲まないのだが、友との旅行では話は別。今回は互いの電子書籍出版のお祝いもある。 我が妻との闘…

彦根旅行4

こんな感じの旅を十年は続けている。十年続けるとどうなるか。大抵のCDは購入済みになっているのである! そして恐ろしいことに、買ったのに聴いていない。集めることが目的となって、ただ珍しいから、というだけで発作的にレジへ持って行く。 その時だけ脳…

彦根旅行3

一軒目のハードオフ、ブックオフの攻略を終え、旅のしおりに従ってiPhoneにグーグルマップの行き先を設定する。次はブックオフではなく個人経営の古書店だ。 車で移動すると雄大な琵琶湖がお出迎え。海のようだけど潮風ではない不思議な感覚。街はこじんまり…