呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

2021-01-01から1年間の記事一覧

神風が吹いた

おありがとうございます。全国区の雑誌に連載していたお陰で、マックを買い替えの際、私の境遇を憐れんで、読者の方がお古を譲ってくださることがある。 今までに何度か経験している。それを私は『神風』と呼んでいるのだが、本日また吹きましたよ。その神風…

アマゾンの甲賀三郎の本

アマゾンで【甲賀三郎】と検索してみたら、見慣れない画像がヒットした。 日本探偵小説全集第4篇: 甲賀三郎集 (温古堂文庫) 作者:甲賀三郎 Amazon どこのどなたかは知らないが、甲賀三郎の復刻はありがたい。読み放題対応も助かる。販売価格は500円であった…

佐々木俊介『魔術師・模像殺人事件』を読む。

佐々木俊介『魔術師・模像殺人事件』収録の『魔術師』を読んだ。 魔術師・模像殺人事件 作者:佐々木 俊介 幻冬舎 Amazon ミステリ、というよりも探偵小説、という呼び方が似合う作品である。探偵小説好きにはたまらない世界観と空気だろう。 まず島、が舞台…

最新刊 呉エイジ『ワガツマレザレクションズ』発表!

ワガツマレザレクションズ: 呉家は一体どのような不運に見舞われたのか (呉工房) 作者:呉エイジ Amazon 完成しました。前々から呟いておりました、呉エイジの私小説、で予告しておいたドキュメント。最後にタイトルが決まりました。それまでは『ある不幸』と…

康綺堂『康綺堂の推察ノートvol.1』を読む

康綺堂さんの個人誌が届いた。横溝正史と夢野久作関連の考察本である。 まず出版されたことに敬意を表したい。素晴らしい。やはり自分のラブは形にするべきである。 そして康綺堂さんは仕事の傍の出版である。これも素晴らしい。私も力を頂いた。私も作ろう…

康綺堂『康綺堂の推察ノートvol.1』を読む

康綺堂さんの個人誌が届いた。横溝正史と夢野久作関連の考察本である。 まず出版されたことに敬意を表したい。素晴らしい。やはり自分のラブは形にするべきである。 そして康綺堂さんは仕事の傍の出版である。これも素晴らしい。私も力を頂いた。私も作ろう…

谷崎潤一郎『白昼鬼語』を読む

温存しておいた一篇、谷崎潤一郎の『白昼鬼語』を遂に読んだ。 白昼鬼語~探偵くらぶ~ (光文社文庫) 作者:谷崎 潤一郎 光文社 Amazon 光文社文庫からの新しいシリーズ。日下三蔵神のお仕事である。以前ちくま文庫で出ていた怪奇探偵小説シリーズのようなテ…

橘外男『燃える地平線』を読む

幻戯書房さんから出た銀河叢書の橘外男三連続リリースの第一弾『創作実話』篇と銘打たれた本書『燃える地平線』を読み始めた。 四本入りの短編集。まず冒頭の『地獄への同伴者』を読み終えた。美しい妻との新婚生活、肺病に冒され、禁欲生活を強いられる夫。…

続々 新たなる力

今の私はですね、電気ショックでパワーアップして金の力が出せるようになったクウガみたいな感じになってますね。 印税で導入したiPad。長年、我が妻シリーズを執筆してきた愛機、金のマックブックちゃんの調子がすこぶる悪いので、コツコツ貯めた印税で新機…

続 新たなる力

昨日届いたiPadAir4 64gブルーとApple Pencil2、Magic Keyboardを使いながらこのブログを更新しているのですが、散々iPad Proと迷ったのですが、なんらストレスも感じず、十分作業できております。 なんならMacBookより軽快に動きます。 そしてこの無限の可…

続 新たなる力

昨日届いたiPadAir4 64gブルーとApple Pencil2、Magic Keyboardを使いながらこのブログを更新しているのですが、散々iPad Proと迷ったのですが、なんらストレスも感じず、十分作業できております。 なんならMacBookより軽快に動きます。 そしてこの無限の可…

続 新たなる力

昨日届いたiPadAir4 64gブルーとApple Pencil2、Magic Keyboardを使いながらこのブログを更新しているのですが、散々iPad Proと迷ったのですが、なんらストレスも感じず、十分作業できております。 なんならMacBookより軽快に動きます。 そしてこの無限の可…

新たなる力

来ましたよ。家に新しいアップル製品ちゃんが届きましたわよ! Kindleの電子書籍でコツコツと貯めた印税で、iPad Air4の64G(ブルー)とApple Pencil2、Magic Keyboardの3点責めですアッヒィーッ! そうして簡単な設定だけを済ませ、このブログを更新してい…

大下宇陀児『夜光魔人』を読む

本日はイチオシの個人レーベル湖南探偵倶楽部さんより、大下宇陀児の『夜光魔人』を読んだ。真相に触れているので未読の方はご注意を。 探偵小説の幼年ものを読むのは久しぶりである。写真復刻なのか、扉には中学生新書の文字が見える。雑誌の付録のようだ。…

石沢英太郎『羊歯行』を読む

本日は前々から気になっていた石沢英太郎の『羊歯行』をようやく読むことが出来た。期待を裏切らない傑作であった。 羊歯行・乱蝶ほか (1978年) (講談社文庫) 作者:石沢 英太郎 メディア: 文庫 文庫本は絶版のため高騰している。そのお陰で長らく読むことが…

泡坂妻夫『斜光』を読む

斜光―昭和ミステリ秘宝 (扶桑社文庫) 作者:泡坂 妻夫 発売日: 2001/06/01 メディア: 文庫 斜光 (角川文庫) 作者:泡坂 妻夫 発売日: 2014/08/26 メディア: Kindle版 今、このブログを、この前買い替えたM1Mac miniで書いておるのですがね、起動から何から爆…

呉エイジ2021年度最新短編集『OH! SHELLY!』堂々完成。

最新短編集『OH! SHELLY!』ついに完成致しました。八本入りの短編集です。昨年からチマチマと書き続けて、ようやく完成することができました。 愛機、金のMacBookちゃんの挙動が怪しく、買い換えも検討せねばならぬ事態に陥っており、これが売れてくれなけ…

小酒井不木全集

近況報告を兼ねて日記を更新しますよ! ずっと欲しかった小酒井不木全集を私のネット上の師匠(ヨーダのような存在)から格安で譲って頂き、嫁さんに睨まれながらもホクホク顔でございますよ。 (※みっしり(京極夏彦風に) 全17巻です。短い人生であった…

日本探偵小説全集リミックス

もっとアンテナをおっぴろげておけばよかった、って話ですよ。紙版は即完売だったらしい『日本探偵小説全集リミックス』 それでも読みたいので電子版を買いましたよ。 これは東京創元社の例のアレへのオマージュでしょうね。愛を感じます。 で、九鬼ひとみさ…

2021年 あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。こことかツイッターで呟いていきますので、どうぞ皆様、遊んでやってください。 さて、昨年は色々なトラブルもあり、そのトラブルを乗り越えた後でも、ちょっと心を痛める出来事がありまして…