呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

久山秀子「隼の勝利」を読む

 どうもこうも、会社でですね、ちょっとした人間的トラブルといいますか、私に直接関係はないのですが、聞こえる範囲で同僚同士が揉めているなぁ、と。

 仲裁に入ってもいいのですが「お前に関係ないやろ」と言われても腹立ちますし。

 放置をしておるのですが、あれですね、下手すりゃ嫁さんよりも長い時間一緒にいる連中です。みんな仲良くあってほしいものです。

 エッ? 今回は落ちも何もない??

 言い争いを間近で見ていると、知らぬ間にこちらのメンタルも疲弊するものですね。

 そんな時は妄想で逃げます飛翔します。

 世間は三連休なのに出勤になったせいもあるやもしれません。

 近いうちで楽しみなのは、我が妻との闘争2018の表紙を描いてくれた金平と、ドムドムバーガーを食べにいく予定なことくらいですわ。

 さて、今回は「隼の勝利」を読み終えた。

 前回からの批判を受けての新生「隼お秀」シリーズ。なんと、真っ当な本格ミステリであった。発表されたのが「新青年」であったせいもあるかもしれない。

 女性の絞殺事件。前の情夫、今の恋人、失われた時計、アリバイトリックなど、本格の要素を詰め込んでいる。

 作家的には「批判を受けて改心したか?」と思わせるものだ。

 しかし、これは極めて個人的趣味嗜好な話で恐縮なのだが、本格味が増すと、途端に私の中の熱が下がる、という(苦笑)

 このタイトルのブログ名を掲げておいて、本格より変格味が好きなの? という次第なのだ。

 

 1927年1月「新青年