呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

オホホホホ

 男と女では絶対に男の方が優しいと思うのだ。

 この前でもどうだ。

アンターッ!(怪鳥音

「な、なんや、大声出して」

「アンタなぁ、マナー守りぃや。トイレに入るのはええがな。トイレットペーパー、残り数センチで止めて。ここまでギリギリまで使ってるんなら、もう新しいのに替えたらええやん」

「何を言うてるんや」

「最後にトイレに入ったんアンタやろ?」

「違うがな、長女ちゃんやがな、ワシはその横の洗面所で寝る前の保湿クリームを塗ってたんや」

オホホホホ

「決めつけるなんてチョットひどいぞ」

オホホホホ、仕事お疲れ様、今日も暑かったな」

「何話題を変えてるねん」

オホホホホ、熱中症にお互い気をつけよな」

 こんな具合に有無を言わせぬ爆笑で、自分の失態を誤魔化し通すのだ。

 政治家も真っ青である。

 これが逆ならきっとこうなるだろう。

「お前なぁ、トイレットペーパー、ギリギリなら替えとけよ」

「私ちゃうがな、証拠もなしに決めつけてからに」

「あはははは、家事お疲れ様」

「何笑うてるねん。まず謝らんかい」

「あはははは、今日も綺麗やな」

喧嘩売っとるんかい!

 と、このようにしつこく追及して、私の勘違いを意地でも謝らせるまで終わらないのだ。

 最後にもう一度言おう。

 逆は無いのだ(号泣)

 PS. 寝る前に明日の感想用の本を読みます。