男と女では絶対に男の方が優しいと思うのだ。
この前でもどうだ。
「アンターッ!(怪鳥音)」
「な、なんや、大声出して」
「アンタなぁ、マナー守りぃや。トイレに入るのはええがな。トイレットペーパー、残り数センチで止めて。ここまでギリギリまで使ってるんなら、もう新しいのに替えたらええやん」
「何を言うてるんや」
「最後にトイレに入ったんアンタやろ?」
「違うがな、長女ちゃんやがな、ワシはその横の洗面所で寝る前の保湿クリームを塗ってたんや」
「オホホホホ」
「決めつけるなんてチョットひどいぞ」
「オホホホホ、仕事お疲れ様、今日も暑かったな」
「何話題を変えてるねん」
「オホホホホ、熱中症にお互い気をつけよな」
こんな具合に有無を言わせぬ爆笑で、自分の失態を誤魔化し通すのだ。
政治家も真っ青である。
これが逆ならきっとこうなるだろう。
「お前なぁ、トイレットペーパー、ギリギリなら替えとけよ」
「私ちゃうがな、証拠もなしに決めつけてからに」
「あはははは、家事お疲れ様」
「何笑うてるねん。まず謝らんかい」
「あはははは、今日も綺麗やな」
「喧嘩売っとるんかい!」
と、このようにしつこく追及して、私の勘違いを意地でも謝らせるまで終わらないのだ。
最後にもう一度言おう。
逆は無いのだ(号泣)
PS. 寝る前に明日の感想用の本を読みます。