呉エイジ 秘密の探偵小説読書日記

日記と探偵小説の読書録

2018-01-01から1年間の記事一覧

三ノ宮の古本屋をブラブラと

相棒の金平と、ドライブがてらに神戸方面をぶらついてまいりました。 前回、飛び込みで行ってみたら休み、という運の無さに泣いた「口笛文庫」さんへ行ってまいりました。 ものすごく良い雰囲気の古本屋さんで、イケメン店主! 本も仙花紙本が大量にあり、全…

久山秀子「隼の勝利」を読む

どうもこうも、会社でですね、ちょっとした人間的トラブルといいますか、私に直接関係はないのですが、聞こえる範囲で同僚同士が揉めているなぁ、と。 仲裁に入ってもいいのですが「お前に関係ないやろ」と言われても腹立ちますし。 放置をしておるのですが…

WebCM作成

本日はですね、結構集中してマックの前に座りまして、一日で新刊「我が妻との闘争〜昼下がりの冤罪編〜」の動画CMを作りましたよ。 我が妻との闘争2018 WebCM 初めて使いましたよ。アップルの標準ソフト。iMovieを(笑) それでもあれですね。マックは本当に…

もしも宝くじが当たったら

もしも宝くじが当たったら、それはもう生活基盤になんの心配もないので、色々な遊びをするのだ。 会社へ面接に行き、履歴書にプリクラで加工され目が巨大になって美白になった写真を貼っていく。 「いい歳して君はこんな写真を貼るのかね」と面接官に怒られ …

久山秀子「四遊亭幽朝」を読む

本日はですね、嫁さんと長女ちゃんも結局付いてきまして、大阪でシルク・ド・ソレイユ「キュリオス」を観て参りましたよ。 素晴らしい内容、大迫力の技の数々で、夫婦喧嘩も忘れて楽しんでまいりました。 三人でのバスツアーでの参加です。バスは真ん中に通…

久山秀子「隼の公開状」を読む

新刊を出しましてね。 我が妻との闘争2018〜昼下がりの冤罪編〜 (呉工房) 作者: 呉エイジ 出版社/メーカー: 呉工房 発売日: 2018/09/02 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る そのキャンペーンとして、前作の2017年版を無料で配信中なので…

買った本など

本日は本屋へ行ってまいりました(またかよ) 小沼丹「不思議なシマ氏」 不思議なシマ氏 (銀河叢書) 作者: 小沼丹 出版社/メーカー: 幻戯書房 発売日: 2018/07/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る これは限定千部だそうです。ちょっとお高かっ…

我が妻との闘争2018〜昼下がりの冤罪編〜発売

2018年版『我が妻との闘争〜昼下がりの冤罪編〜』ようやく完成いたしました。 我が妻との闘争2018〜昼下がりの冤罪編〜 (呉工房) 作者: 呉エイジ 出版社/メーカー: 呉工房 発売日: 2018/09/02 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ツイッ…

久山秀子「戯曲 隼登場(一幕二場)」を読む

コツコツと集中力のない私が、朝から単行本の編集作業を頑張って続けております。 嫁さんは昼から主婦仲間五人と、姫路の駅前の屋台へ飲みに出かけて行きました。 集中できるのでどうぞどうぞ行ってらっしゃい、てなとこです。 後は「あとがき」と「変換作業…

久山秀子「川柳 殺さぬ人殺し」を読む

読書スピードが追いつきませんよ。 皆さんはどうです? お小遣いから小説を月にどのくらい買われていますか? 私の大好物はタイトルの通り「探偵小説」でして、それも昭和の戦前作品が大好物であります。 しかし、その辺りの復刻ものはニッチな層なので単価…

メフィスト賞を読んだ

メフィスト賞を読んだ。名倉編先生の「異セカイ系」だ。この遅読な私が、長編小説をたったの二日で! 私の読書スピードは、面白さに比例するのだ。 異セカイ系 (講談社タイガ) 作者: 名倉編 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/08/22 メディア: 文庫 この…

久山秀子「隼お手伝ひ」を読む

今日も新刊を買ってしまった。文庫である。あの「メフィスト賞」受賞作だ。 異セカイ系 (講談社タイガ) 作者: 名倉編 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/08/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 名倉編先生の「異セカイ系」である。 予…

久山秀子「代表作家選集?」を読む

備中松山城ツアーからの帰り道、中古ショップで色々買ったのだが、マックピープル時代に挿絵でお世話になった蛭子先生の漫画を買えたのは嬉しかった。 ニューウェーブ作品でも、独特の「ヘタウマ」さ、で魅了する蛭子作品。 大半の方は、よく目にする背広を…

備中松山城5

城巡りが終われば、そこからは嫁さんが怒り狂わない時間を見据え、限界まで中古ショップ巡りをするのが常である。 ラーメンで腹ごしらえを済ませ、エネルギーをチャージした二人は、iPhoneで検索しながら次のルートを決める。 ブックオフと違い、ハードオフ…

備中松山城4

筋肉痛の足を引きずりながら山道を下る。帰りは行きの半分の時間で済んだ。 AppleWatchを見れば昼。そろそろ倉敷方面に移動して、お約束の中古ショップ巡りをせねば。 呉「昼休み、食べたいものを同時に言うてみよか」 金平「そんな茶番やらんでも、分かり切…

備中松山城3

山の中腹から歩いて30分くらいかかっただろうか。なんせインドアな野郎二人、足はプルプルと小刻みに震えながら、天守手前の入場券売り場で支払いを済ませる。 振り返れば街が見下ろせた。疲れるわけだ。結構高い。 大人300円を支払い、門をくぐると、…

備中松山城2

前日から「朝の八時半に行くど」と金平にメールをし、相棒の金平は職業上夜型人間なので、朝が弱いのだ。時間カッキリにチャイムを押す。 「かーねひらくーん」 これは中学校からイントネーション等全く変わらぬ不変の呼び出しである。 不安そうに金平が出て…

備中松山城1

本日、相棒の金平と備中松山城へ行ってまいりました。 呉「今度、我が妻の表紙描いてくれるお礼にな、今日は木造現存天守、備中松山城に連れて行っちゃる」 金平「ワシ、ヘルニア持ちやのに、何の罰ゲームやねん!」 朝の八時半から集合しての珍道中。何回か…

久山秀子「娘を守る八人の婿」を読む

今日はこの遅読な私が、一日で読み終えてしまった作品、私の読書スピードは面白さに比例するのですが、早坂吝先生の「◯◯◯◯◯◯◯◯殺人事件」をご紹介しましょう。 ○○○○○○○○殺人事件 (講談社文庫) 作者: 早坂吝 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/04/14 メデ…

寝不足

寝不足であります。昨日もこのブログを更新しようとして起動したまではよいものの、そのまま机に突っ伏して、寝落ちしてしまいました。 今日もフラフラで、酔拳のような感じで頭グリングリンしながら更新しております。 先日、このブログのアフェリエイト収…

久山秀子「浜のお政」を読む

わたくし、ネット上では「呉エイジ」を名乗っておりますが、会社では写真家「篠山鬼神(ささやまきしん)」と名乗っており、みんなから「なんじゃそれ!」と言われております。 その篠山鬼神が、今日の昼までの会議の帰り道、激写しながら駅まで歩いた作品を…

久山秀子「チンピラ探偵」を読む

この前の休み、ジムが休館日の時にも家でトレーニングが出来ないか、と思い、リサイクルショップへダンベルを探しに行った(新品を買えよ!)。 3キロくらいのやつが欲しくて、見れば丁度棚にあった。 だが一個! 値段は五百円でリーズナブルであったのだが…

久山秀子「浮かれている「隼」」を読む

お盆休み、家にこもり単行本作業に没頭しておりました。 我が妻との闘争2018〜昼下がりの冤罪〜8割がた完成しました。 ここまで出来たら一ヶ月以内には完成するでしょう。予定通りに行けば、この目次通りの内容で出せそうです。 もくじ ・まえがき ・オ…

小酒井不木「空中殺人団」を読む

コツコツと自分の単行本作業を続けておりまする。 やりだすと早いのです。 一ヶ月以内に発表できるかも。呉工房ボリューム4のKindle本。 色々と凝ったものになりそうです。 既刊を並べておきましょう。それではまた作業に戻ります! すごい面接 (呉工房) 作…

小酒井不木「不思議の煙」を読む

やっとお盆休みで、今朝はのんびりしております。 外は超暑いです。 嫁さんが「山陽百貨店に連れていけ」と申しておりますので、買い物している間は別行動で駅ビルのジュンク堂へ行こうか、と考えております。 最近思うのは、創作というものは、シラフじゃダ…

放心

思いの外、先日の嫁さんとの焼肉会計じゃんけん、この一件のダメージがことの外大きく 「あっ、今僕は生きているんだ」 と、脈絡のない言葉が不意に口から出て、夕焼けを見ながら涙ぐむ、という。 心の何処かが壊れてしまったのかもしれない。 六千円もあれ…

嫁さんの罠

家に帰ると子供達はそれぞれの相手とデートに出払って、夕飯は嫁さんと二人だけとなった。 「二人なら外食でも行くか」 嫁さんがそう言うので、反対する理由もない。 「じゃあ焼肉でも行くか」 馴染みの焼肉屋へ直行した。 夏バテ気味であったので、スタミナ…

小酒井不木「墓地の殺人」を読む

疲れておりまする。夏バテなのでしょう。 カラータイマーは赤点滅を通り過ぎ、黒点滅でドックンドックンと脈打っております。そのうちカラータイマーにヒビが入り、隙間から大量の脂肪が流れ出てくるはずです。 そんな弱った身体で、今年もなんとかKindle本…

BGM

本日は残業で帰るのがすっかり遅くなってしまった。 それでもジムは寄って帰る。筋トレと己に課した3キロジョギングを毎日続けるためだ。 今にみちょれ! 来月までには贅肉の何割かを落としてみせる。 さて、寝る前に軽いトークなどを。クーラーのない部屋…

小酒井不木「深夜の電話」を読む

私はジュンク堂から買って帰った「ブツ」を、嫁さんに見つかる前にザイオン(屋根裏部屋)に搬入しようと家族の留守の時間を狙って帰宅した。 「これでよし、と」 「待たんかい!」 私の背後に心の中の管理人であるドッペルゲンガー(もう一人の私)が立ちはだ…